帽子は薄毛の直接的原因ではない!なぜ帽子をかぶるとはげると言われているの?
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「帽子は薄毛の原因になるの?」
「帽子をかぶるとはげる理由は何?」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。帽子をかぶり続けるとはげるという噂は良く聞くので不安ですよね。結論から申し上げますと、帽子をかぶることは薄毛の直接的原因にはなりません。
この記事では、なぜ帽子をかぶるとはげると言われているのかや薄毛の方が帽子をかぶる際の注意点などを紹介しています。
普段帽子をかぶることが薄毛に繋がるのか不安な方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
この記事の目次
薄毛で帽子が脱げない人におすすめの対策
ここでは、薄毛で帽子が脱げない方におすすめの対策を4つ紹介します。
・育毛剤を使う
・髪に良い習慣をつくる
・育毛頭皮マッサージをする
・育毛シャンプーを使う
これらの対策はすぐに始められます。薄毛で帽子が脱げないとお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
育毛剤を使う
育毛剤には、薄毛の原因となる物質の生成を防いでこれ以上の抜け毛を防ぐ効果があります。また頭皮を清潔に保ち、髪が育ちやすい環境を整える効果もあります。
薄毛の改善には頭皮環境改善が大切です。現在薄毛で悩んでいる方は、頭皮環境改善効果のある育毛剤の利用をぜひご検討ください。
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髪に良い習慣をつくる
髪に良い習慣例 | ・よく眠る ・バランスの取れた食生活を送る ・ストレスを溜め込まない ・タバコを吸わない ・正しいヘアケアをする |
薄毛を改善したい場合、上記の表にあるような「髪に良い習慣」を作ると効果的です。とくに睡眠や食生活、ストレスは大事な要素なので、習慣を見直す場合はこの3点から見直してみてください。
下記の記事で「髪に良くない習慣」を紹介していますので、そちらの記事を反面教師にして髪に良い習慣作りをはじめてみてはいかがでしょうか。
髪に良くない習慣を紹介した記事はこちらから
育毛頭皮マッサージをする
育毛頭皮マッサージには、頭皮の血行改善効果があります。頭皮の血行を良くすると、髪の毛まで必要な栄養素が行き届きやすくなり、薄毛や抜け毛の改善に繋がります。
育毛頭皮マッサージはすぐに実践できるものですので、下記の記事を参考に正しいやり方を学び、実践してみてはいかがでしょうか。
育毛頭皮マッサージの正しいやり方を紹介した記事はこちらから
育毛シャンプーを使う
育毛シャンプー自体に育毛効果はありませんが、頭皮環境を整える効果があるため、結果として抜け毛・薄毛予防に繋がります。また育毛シャンプーと育毛剤を併用することで、育毛剤の効果をより実感しやすくなります。
育毛剤を使用する際は、ぜひ育毛シャンプーも一緒に使ってみてください。
育毛シャンプーの効果を紹介した記事はこちらから
帽子をかぶることが薄毛の直接的原因にはならない
結論から申し上げますと、帽子をかぶることが薄毛の直接的原因にはなりません。しかし全く無関係というわけでもなく、帽子を普段よくかぶる方はかぶらない方に比べて抜け毛が増えやすい頭皮環境だと考えられます。
帽子をかぶることはあくまで薄毛を助長するきっかけであり、薄毛の直接的原因は生活習慣が大きいため、まず生活習慣を見直した方が良いでしょう。
帽子をかぶるとはげると言われている理由
なぜ帽子をかぶるとはげると言われているのか気になっている方も多いかと思います。そこでここでは、帽子をかぶるとはげると言われている理由を3つ紹介します。
・頭皮が蒸れて菌が繁殖しやすくなるから
・帽子の締め付けで血行不良を起こすから
・摩擦で髪が抜けやすくなるから
帽子を普段からかぶっている方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。
頭皮が蒸れて菌が繁殖しやすくなるから
私たちの皮膚には「皮膚常在菌」というものが存在し、複数の常在菌がバランス良く存在することで肌のバリア機能を正常に保っています。しかし帽子をかぶることで頭皮が蒸れて汗や皮脂が増えると、その汗や皮脂をエサに菌が繁殖してしまうのです。
その結果、菌のバランスが崩れ、毛穴の詰まりや炎症を起こすきっかけとなってしまいます。この毛穴の詰まりや炎症が原因で頭皮環境が悪化し、フケやかゆみ、抜け毛の原因になることがあるのです。
帽子の締め付けで血行不良を起こすから
帽子をかぶると頭皮が締め付けられ、血行が悪くなります。
頭皮の血行が悪くなると髪の毛まで十分な栄養素が行き届かなくなり、薄毛や抜け毛の原因となってしまう恐れがあります。そのため、帽子のサイズを大きくすることや帽子をかぶる時間を短くするなどの対策をしましょう。
摩擦で髪が抜けやすくなるから
帽子の脱着時の摩擦によって髪が抜けやすくなる恐れがあり、脱着を繰り返した結果として薄毛につながる可能性があります。そのため、摩擦による髪のダメージを減らすためにも帽子の脱着回数を減らしましょう。
またサイズの合わない帽子を着用していると「牽引性脱毛症」を引き起こす可能性があります。牽引性脱毛症とは、髪や頭皮が引っ張られることで生じる脱毛症のことです。
摩擦によるダメージを減らし、牽引性脱毛症を引き起こさないためにも帽子は適切なサイズのものを選びましょう。
薄毛予防に繋がる帽子をかぶることのメリット
帽子をかぶることには、デメリットだけでなくメリットも存在します。そこでここでは、薄毛予防につながる帽子をかぶることのメリットを2つ紹介していきます。
・乾燥を防ぐ
・紫外線を防ぐ
普段帽子をよくかぶる方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。
乾燥を防ぐ
頭皮の乾燥はフケやかゆみの原因となり、悪化すると抜け毛に繋がることがあります。そこで空気に触れないように帽子をかぶると乾燥を防げます。
ただし着脱回数が多かったり、着用時間が長かったりすると前述のとおりデメリットになってしまうため注意が必要です。
紫外線を防ぐ
紫外線のダメージを受け続けると頭皮が炎症を起こし、抜け毛や薄毛の原因になる恐れがあります。とくに頭部は体の最も高い位置にあるため、紫外線によるダメージを受けやすいです。
そこで紫外線のダメージを防ぐために帽子をかぶると効果的です。紫外線量が多い日や日差しが強い日は、帽子をかぶって紫外線から頭皮を守りましょう。
薄毛の方が帽子をかぶるときの注意点
薄毛の方が何にも注意せずに帽子をかぶり続けると、薄毛を助長する恐れがあります。そこでここでは、薄毛の方が帽子をかぶるときの注意点を5つ紹介していきます。
・汗をこまめに拭く
・帽子を清潔に保つ
・頭皮と髪の毛をこまめに乾燥させる
・通気性が良い帽子を選ぶ
・シャンプーを欠かさず行う
現在薄毛に悩んでいて普段から帽子を良くかぶる方は、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
汗をこまめに拭く
帽子をかぶると、かぶっていない時よりも汗の量が増えます。汗をそのままにしておくと、前述したとおり常在菌のバランスが崩れ、頭皮環境が悪化し抜け毛や薄毛の原因となる恐れがあります。
そのため帽子をかぶる際は、汗をこまめに拭き取りましょう。汗を拭き取る際は流れてきた汗だけでなく、髪の根元に溜まった汗までしっかり拭き取ることが大切です。